自立した大人になってほしい(H様)
今回の受講者の方は、保育系の仕事をしている方で、中高の二人の娘さんを育てている方。
次女さんの反抗期が辛いとおっしゃっていました。
そもそも自分の子供への考え方が変わったのはコロナも影響しているそうで、
将来に不安なく生きていくためには今を大切に過ごさなくてはいけないし、
勉強もしっかり頑張ってほしいと思ったのだそうです。
それが仇になり、勉強の話をすると拒絶されてしまうのだとか。
お金のことを心配するのは嫌だけど、貧困に苦しむ人をテレビで見ていると、収入的にも安定した人生を送ってほしいと話されていました。
印象的だったのは、お金があると自分のためにも他人のためにもよくしてあげられる、、という言葉です。
経済的な自立を促したい気持ちがひしひしと伝わってきました。
理想的なお母さん像は、「穏やかな人」
だけど自分は口うるさく言ってしまうことに罪悪感を感じていらっしゃるようでした。
人は、誰でも完璧にはなれません。
ただ、自分の状態を知っておくことは大切です。
Hさんのように子供を思うばかりに空回りしてしまう、、、というのはよくあることだし、
すぐに自分を変えることは難しいかもしれませんが、
やはり、子供の心に寄り添うことは子育てにはとても大切なことなので、
まずは、子供の気持ちを理解することを心がけてもらえたらと思いました。
理解しないと理解されません。
自分の言っていることだけでを理解してもらう、、なんてことは不可能ですから、
相手のことを受け入れて、理解してから、
自分のことも理解してもらえるように努めたいものです。
子育てに一生懸命な方ほど、うまくいなかいケースは多いので、ぜひ講座を参考にしてもらいたいです。